teraumiブログ

お客様からの声「海洋散骨で良かったんですね」 僧侶に向けた体験クルーズ記事を読んで

みなさんこんにちは。

teraumi案内人 堤です。

さて、

先日5月24日に掲載された

毎日新聞の記事を読まれた方(匿名希望)からお電話をいただきました。

おそらく70代以降と思われるその方は

数年前に先立たれたご主人を

ご主人の希望であった

「海洋散骨」をされたそうです。

それから数年たって

海洋散骨のあと

手を合わせる習慣をいつ持てばいいのか

「法要」をしなくなったことへの

責任を感じなくてもいいという安堵感もあったものの

「手を合わせる」場所が無い気がして寂しく そして 「宗教的行事」ができないことへ後悔を感じていたそうです。

「僧侶による海洋散骨体験クルーズ」の記事を読んで・・・

「お寺の先生が海洋散骨の体験をしてくれるなんて考えてもいなかった。もしかしたら、海洋散骨した主人に対しても(菩提寺?知り合いのお寺?に)お願いしたら法要を上げてくれるかもしれないですね・・・」とお客様。

そちらのお寺の先生が散骨に対しての違和感を感じられる こともあるかもしれません

ただ、「故人を偲ぶ時間が欲しい」「法要をしたい」というお電話主様の想いがお寺の方に伝わるといいな、と感じた次第でございます。

 

 

teraumi

お寺に納骨×海洋散骨

まずはご相談ください

 

 


僧侶に向けた海洋散骨体験クルーズの背景その1

皆さんこんにちは。

teraumi案内人 堤です。

先月2日 「僧侶に向けた 海洋散骨体験クルーズ」を開催させていただきました。

「なぜ今、僧侶と海洋散骨体験?!」

「なぜ、僧侶と海洋散骨体験クルーズをするのか?」

 

「なぜteraumiをお届けしたいのか」

それは

10年後 20年後にも変わらず

「これでよかった」と思える故人を見送るカタチとしてご提案したいからという理由です。

突然ですが・・・

井出悦郎先生の「これからの供養のかたち」という文庫と出会いました。

こちらの本の中にもご紹介されている

福岡県田川市の「西岸寺」中西無量先生から

「堤さん、ぜひ、この本を読んでみてください」と

贈っていただいた貴重な一冊です。

(中西先生、ありがとうございます✨)

その書籍の中に

「供養は亡くなった人と生きている人のバランスで成立するものです」~(中略)~「故人軸と遺族軸と交わる交差点において、どのような供養を行うことが故人と遺族の双方にとって幸せなのかを考えることが大切です」と記されています。

心に残る一文でした。

故人を偲び、

故人を想い、手を合わせる

その行為が

故人のためでもあり

遺された人のためにもなっている。

私たち海洋散骨事業を行うものにとって

精一杯のお手伝いはさせていただきます。

ただ、その先の供養は

宗教者の先生のお力をお借りしなければなりません。

海洋散骨というお弔いも

樹木葬も

お墓も

納骨堂も

tearumiも

これから先

故人を偲ぶその空間に

手を合わせる方自身の精神・気持ちが穏やかになるために

寄り添ってくれる存在として宗教者の存在があるのだと感じています。

供養のカタチが多様化する現代社会だからこそ

僧侶の皆様に

「海洋散骨」という弔いについて知っていただきたいと

今回の体験クルーズを開催させていただきました。

(つづく)


毎日新聞にてteraumiを紹介いただきました。

お寺に納骨×海洋散骨のteraumiの取り組みが毎日新聞様にご紹介いただきました。

 

「世界観広がった」 海洋散骨の体験クルーズに住職ら参加 (msn.com)

 

今回の取り組みは、お寺の住職・副住職に実際の海洋散骨の体験をいただき、「海洋散骨」への悩みを持っていらっしゃる方へお坊さんからのお声がけをいただくきっかけを持っていただきたいという想いから開催いたしました。

散骨は違法?!

 

「海洋散骨」は、これまで「法的にグレー」と言われていましたが、厚生労働省から「海洋散骨に関するガイドライン」が出されたことにより、「法的にグレー 」であるという認識ではなく、「墓地埋葬法に記載はないけれど、違法ではない埋葬方法となりました。

海洋散骨 厚生労働省 – 検索 (bing.com)

さらには、

国交省が令和5年9月20日に海上散骨に関する法令を提示したことで、法令を遵守すれば違法ではない埋葬となりました。

海事:海上散骨に関するガイドラインを策定しました。 – 国土交通省 (mlit.go.jp)

このように法整備が整ってきたことは、

未だに「違法ではないか」と懐疑的に思われている海洋散骨に対して、法的「安心要素」となりますが、

「遺骨が手から離れてしまう」海洋散骨は、法整備が整ったとしても、心情的に、「(海洋散骨)という選択肢で良かったのか」という寂寥感を残すこともあります。

teraumiの強み

法整備が整ってきた今、当社の取り組みである「お坊さんのための海洋散骨体験クルーズ」では、teraumiでは

風土・自然と密接した供養のカタチである海洋散骨と

供養に関する英知を持つ多くの僧侶・寺院による供養

これらを組み合わせが、teraumiの何よりの強みであり、これから先の未来にも後悔することなく安心してお弔いの時間を持っていただける安心感があります。

teraumiでの納骨が、これからの納骨の選択肢の一つとして、「供養」に関して悩みを持っていらっしゃる方に寄り添うことのできるよう、今後もお手伝いしていきたいと思います。