teraumiブログ
僧侶に向けた海洋散骨体験の背景そクルーズの2
上記の記事についての本日は「続編」
私たちは海洋散骨のご案内をさせていただくにあたり、
海洋散骨を希望される方には
「ご遺骨は分骨して、一部をお手元に残されるのも
一つの方法ですよ」と、お手元供養にのこしていただくようにご案内しています。
ただ、
手元供養に分骨し、
お手元に持っていらっしゃった方がいつか亡くなったら?
または、ご遺骨を手元から離れた場所で故人を偲びたいという気持ちになったとき、
その時、遺骨はどうしたらいいのでしょうか?
「お手元供養品の遺骨は、持っていらっしゃった方が亡くなったときに一緒に火葬したらいいですよ」
とおっしゃる事業所さんもあるようですが・・・
例えば、遺骨ジュエリーにした場合、ジュエリーなどの副葬品は一緒に火葬はできません。
そうなった場合はお客様にどのような案内をしたらいいのでしょうか?
「今」商品を販売することに重きを置くのではなく、
「未来」を考えたときにどんな提案が必要なのか、ということの重要性を感じたからこそのteraumiです
手元供養からのteraumiという選択肢
teraumiは分骨して一部を海洋散骨
一部はお寺・神社にご納骨いただく納骨のカタチです。
仮に、
お寺・神社に納骨する前に、ある期間、自宅で安置しておきたい、そして、心が穏やかになってから納骨したい、という方には、
その時が来るまでお手元にご安置いただいてから、
ご納骨いただくことも可能です。つまり、手元供養⇒落ち着いてからのteraumi。
大切なのは、理解をいただくこと
そのようなカタチをご提案させていただくにあたり
まず、何より必要となるのは
ご納骨先からご理解をいただくこと。
まず、「teraumi」とは何か
どうして、そのような仕組みが必要となるのか、
まず、海洋散骨の体験をいただき、
その流れがどのようになっているか、
私たち事業者がどのように向き合っているのかをお伝えしたいと思い、今回の海洋散骨体験クルーズを開催させていただきました。
供養のカタチが多様化するからこそ
前回のブログでもご紹介させていただいた井出悦郎先生の著書「これからの供養のかたち」の中で、
真宗大谷派 超覚寺の和田隆恩住職は
「亡き人に手を合わせたいという気持ちは血縁に限るものでなく、その気持ちを素直に表す受け皿の重要性が増す」とお話しなさっています。
家族環境の変化
社会環境
家庭の状況
個性の尊重
今までは「家制度」を重視した弔いのカタチでしたが、
今は、血縁関係を超えて、
大切な人を大切に想う、というお弔いが増えてきているように感じます。
それに加え
納骨先も多様化している中で、
誰に相談したらいいのか分からない相談を
相談できないまま問題を抱える方も増えてきています。
だからこそ必要となる「寄り添ってくれる存在」「心穏やかになる場所」
「海洋散骨 」という供養のカタチに関心を持っていただいたことに心から感謝いたします。
僧侶の皆様にご経験いただき
「しっかりと丁寧に対応していることに好感を覚えた」
「新鮮だった」などのご感想をいただきました。
今回のご縁から、檀信徒さんから、何らかの相談があったときに
「ひきだし」の一つとして、今回のご経験のお話をいただけましたら幸いに存じます。
お寺様からのご質問【なぜteraumiを思いついたんですか?】
皆様こんにちは。
teraumi案内人 堤です。
有難いことに
大阪府のお寺様からteraumiご提携をいただきました!
さて・・・
お寺さまから頂いたご質問にお答えします(こちらはシリーズ化を検討中)
お寺様からの質問にお答えしますシリーズ①
なぜteraumiが必要だと感じたのですか?
それは・・・
【祈り】は私たちの生活に必要不可欠だと感じている(感じて育ったから)です。
私の祖父母・両親は、毎日お仏壇に手を合わせていました。
その姿を見て私も育ちました。
なんとなく気分が乗らない時は 仏壇の前で手を合わせ
ことあるごとに 仏壇の前で手を合わせ
心を整えていたのだと思います。
(小学2年生の時、テストで悪い点数を取ったときには・・・ご本尊の前に200円お供えしたことを今でも忘れません (笑)←「やばっ、この点数、絶対やばっ。と思い、次からは頑張ります」とお仏壇の前に手をあわせました。(笑)後々200円がなくなっていました。200円の行方は謎のまま )
「無宗教」だったり
「宗教離れ」と言われる世の中ですが、
年の暮れにはお寺で鐘をつき
お正月には初詣、一年の幸せを願い「お守り」を手にする。
私たちの日常にはまだまだ「宗教」を心の拠り所とする慣習があります。
世の中の話題になっているほど
亡き人の供養を寺や神社ですることが
面倒だったり、寺との付き合いが負担になっているのでしょうか?
もし、それが事実であるならば、きっとそれは
「きっかけ」が無くなっているから、一歩を踏み出していないだけなのかもしれません。
teraumiでは 大切な方の供養をしたいという想いがあられる方のために「きっかけ」となるよう、「窓口」としてご案内させていただいております。
いろんな選択肢があっていいのです
海洋散骨という選択肢
お寺に納骨という選択肢
樹木葬という選択肢
神社に納骨という選択肢
そのどれかを選択する供養のカタチではなく、
どれかとどれかを選ぶという選択肢があっても
いいのではないでしょうか?
手を合わせる場所を持つことや
故人を偲ぶ空間があることが
私たちの生活・日常に何かが起きたときの拠り所となること
大切な方・ご先祖様を偲ぶ場所があることで
今の命に感謝することができることが
いまの私たちの生活に必要なのだと思い、
今日もteraumiのブログを書いています。
teraumiは270000円(税込)
全国約2⁰の提携寺院様から希望の納骨先を選んでいただけます
(宗旨・宗派不問、納骨後の管理費は不要)
(納骨先寺院での法要等は可能)
なんと温かいのでしょう・・・
まずはお問合せ下さい
teraumiの声:故郷への想いは特別「鹿児島弁が懐かしい~」
みなさんこんにちは。
teraumi案内人 堤です。
さて、本日は、ちょっとした余談
先日、当社にお問合せをくださったお客様(埼玉県在住)が、亡くなったご両親が鹿児島の出身だったとのことで
「故郷に散骨して欲しい」という希望を叶えるために、当社にお問合せ下さいました。
その方は、すでに埼玉に納骨壇をお持ちで、
今回は「埼玉のお寺に納骨×ふるさと鹿児島の海に海洋散骨」というteraumi的納骨のカタチ
※埼玉のお寺様は提携寺院ではありません💦
あなたの話し方を聞くと父を思い出します。
会社の電話が鳴ったので、
「お電話ありがとうございます。有限会社縁 堤と申します」
という初めのあいさつから、当社の海洋散骨の仕組みのご説明を差し上げていると・・・
約2分?3分?して、お客様が声を震わせて
「あなたの話し方(方言のイントネーション)を聞いていると、父を思い出します。。。。」と涙声。
何を隠そう、私は根っからの鹿児島っ子。
標準語で話をしても「からいも標準語(イントネーションが鹿児島弁)」になるので、
だれと どこで話す時も包み隠さず鹿児島弁です。
今回お問合せくださったお客様は
私の鹿児島弁から、話好きだった鹿児島出身のお父様を思い出されたということ。
いろいろ話していると
お客様と私と、泣きながら笑いながら、お父様お母様の話をお伺いし、なんだか初めてお話した気がしませんでした。
亡くなったお父様・・・故郷を離れて何十年もたつのに
方言が抜けないくらい
故郷を思っていたのだと感じました。
大切な家族の想いを叶えたい
私たちがもつ「ふるさと」への想いは特別なもの。
今回のご依頼主様も「故郷」を想うご両親を想って、海洋散骨を決心されたとのことです。
今回のように
故人は、遺族(家族)の身近な場所で手を合わせたい
そして
故人の「故郷を想う気持ち」
「故郷に帰りたい」という気持ちを叶えたい
まさしくteraumiだと感じました。
teraumiでは全国約20の寺院様との提携をいただいております。
そして、
全国12か所の海洋散骨の場所から
お選びいただけます。
故人様が希望された納骨のカタチ
そして
今を生きる方が安心できるご納骨についてを
ご案内させていただけます。
何より
ご縁いただいたお寺様が
みなさんに寄り添ってくださいます。
どうぞご安心ください。
どうぞお問合せ下さい。