teraumiブログ
亡くなった母が海洋散骨を希望。でも・・・
皆様こんにちは。
teraumi案内人 堤です。
本日、鹿児島在住20代女性からご相談のお電話をいただきました。
その内容とは・・・
「先月母が亡くなりました。母の希望は叶えたいだけれども・・・」
母の希望は海洋散骨をして欲しいとのことでしたが、今までお参りしていたお墓もあります。海洋散骨して欲しいとの母の希望は叶えたいのですが、お墓参りをして、母を想い手を合わせる時間を持ちたいとも思っています。
遺骨は全部散骨しなければなりませんか?」とのご相談。
今回のお客様はHAKAUMI
お寺に納骨×海洋散骨のご提案であるteraumiではなく
お墓に納骨×海洋散骨 HAKAUMI(当社サービスではありませんが)
故人の希望を叶えることも 、最後の親孝行として 守りたい約束だと思います。
ただ
遺された方の気持ち
「お母様を偲んで手を合わせたい」という想いも大切にしていただきたい・・・
「海洋散骨」OR「お墓に納骨」どちらかを選ぶのではなく
お墓に納骨して、海洋散骨も行う
「海洋散骨」AND「お墓に納骨」の「どちらも選ぶ」ことも選択肢の一つにあることを
お伝えさせていただきました。
どのような選択をされたとしても
10年後、20年後経ってから後悔しない選択となりますようお手伝いができたらありがたいと思います。
お墓についての御相談はまずはこちらのサイトをごらんいただけましたら幸いです。
まずはご相談ください
委託海洋散骨・写真撮影の様子
お寺に納骨×海洋散骨のメリット紹介!その②費用のこと
みなさまこんにちは。
てらうみ案内人堤です。
さて、前回のブログでは「お寺に納骨×海洋散骨 teraumiのメリット その①」をご紹介させていただきました。
お寺に納骨×海洋散骨のメリット紹介!その① | teraumiブログ – 【福岡県・熊本県・鹿児島県】お寺に納骨&海洋へ散骨の新しい供養のカタチ
大きなメリットの一つとして、まず「お寺に納骨できる」ことを紹介しました。
ではメリットの②とは・・・
メリット②費用負担の少ない「希望を叶える」選択。
納骨壇は費用として50万円~と言われています。
納骨堂の費用の相場はいくら?ロッカー型・仏壇型などのタイプ別に価格の内訳を解説 | お墓探しならライフドット (lifedot.jp)
納骨後にかかる費用としては
お寺によりますが、
檀信徒の会費や納骨壇維持費などが必要となってきます。
もし仮にそれらが支払えなくなってしまった時
「お寺に迷惑をかけるのでは?」
「お世話になったお寺に不義理をしてしまうのではないか」と悩み、
その結果「お寺に納骨」するという選択肢を選ぶことができない方がいらっしゃいます。
例えば
〇お寺に納骨したいけど費用負担が難しい
〇お寺に納骨したいけど、これからの管理費を支払い続けることが可能か不安
〇故人は散骨を希望していたけれど、遺族は手を合わせる場所を持っていたい
このような方は
お寺に納骨×海洋散骨 tearumiをお勧めしたいと考えております。
teraumiの値段は?管理費は?
ずばり、tearumiはお寺に納骨×海洋散骨(1霊)275,000円となっています。
お寺に納骨後は管理費などは一切不要です。
更には、お寺様にて「回忌法要」などのお勤めをいただきたいという希望があれば
お受入れくださいます。もちろん、お布施などは必要ですが、
お経をあげてもらって、手を合わせることで故人を偲ぶという慣習があった私たちにはこれ以上の安心感はないと思います。
teraumi 一人でも多くの方につながっていきますように・・・
寄稿 「海洋散骨にまつわる心配ごと」株式会社366 伊藤照男社長より
「わたしが死んだら海に散骨してほしい」と考える人は年々増加しています。2015年の海洋散骨協会の調査によると、そのように思う人は全体の約1割にのぼるそうです。
本人がそう望んでいても、残された家族は海洋散骨に関する様々な心配を抱えています。海洋散骨協会の調査によれば、主な懸念事項は①供養の方法、②法律・コンプライアンスの問題、③費用と手続きの手間です。
中でも特に多い不安は、「散骨した後に故人が成仏できるのか」「家族の絆や慰霊の気持ちが薄れてしまわないか」「散骨した後、家族がお参りに来てくれるだろうか」「お参りすべき対象は何か」「遺族との縁が切れるような気がする」など、お墓参りの対象が失われることに関するものです。
日本には、地方によって「両墓制」(りょうぼせい)と呼ばれる文化が存在します。これは、遺骨や遺体を埋葬する墓(埋め墓)と、お参りをするための墓(詣り墓)を別々に設ける習慣です。現代では火葬が一般的になったことで、この文化はほとんどの地域で消失しています。
この文化を踏まえると、遺体や遺骨の最終的な行き先と、遺族がお参りする場所は必ずしも同じでなくても良いと、古来から考えられてきたことが確認できます。
teraumiは、遺骨の一部を海に、もう一部をお寺に納める方法です。これは、両墓制の現代的な形とも言えるでしょう。
(株式会社366 代表取締役 伊藤照男)