teraumiブログ

【事務所移転のご案内】

いつも有限会社縁をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、業務拡充とより良い環境づくりのため、事務所を下記住所へ移転いたしましたのでご案内申し上げます。


■ 新住所
〒891-0150
鹿児島市坂之上7丁目7-3
■ 電話・FAX番号
TEL/FAX:099-801-3637


新しい事務所は、静かで落ち着いた住宅街の中にあり、自然の光がたっぷり入る明るい空間となっております。

お打ち合わせやご相談の際にも、ゆっくりとお話しいただけるような温かな雰囲気づくりを心がけております。
ぜひお近くにお越しの際は、お気軽にお立ち寄りください。

これからも、皆さまのご供養やお墓のお手伝いを通じて、「心に寄り添うご縁づくり」を大切にしてまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


法要クルーズの意味 ― 法要クルーズ2025のご報告

9月13日土曜日 14:00出航

海洋散骨でご縁をいただいた皆様とともに「法要クルーズ2025」を開催いたしました。
ご希望の方にご乗船いただき、久しぶりにお会いできる大変貴重なひとときとなりました。


海へ還られた方への想い

ご住職にお勤めをいただき、それぞれが故人へと手を合わせる時間を持ちました。
海へ還られた大切な方へ、お手紙を届けたり、供花を捧げたり…。
その時間は、想いを胸に涙を流される方、少しずつ前へ進む決意を見せる方――それぞれにとって特別な瞬間となりました。

同行させていただいた私自身にとっても、心に深く残る感慨深い時間でした。


ご法話と心に残ったひと言

お参りの後には、ご住職より
「悲しみを受け入れることは勇気がいること。けれど、それを受け入れることはとても大切です。」
というご法話をいただきました。

その後、ある男性が海を眺めながら静かにこうつぶやかれました。

「地球って丸いんですね。地平線がどこまでもどこまでも円になっていることに気づきました。」

その言葉は、悲しみを超えて大きな自然に包まれる感覚を表しているようで、強く心に響きました。


法要クルーズを続ける理由

このひと言に後押しされるように、私は改めて「法要クルーズをこれからも継続していこう」と心に誓いました。
悲しみを分かち合いながら、海という大自然の中で故人を偲ぶ時間。
それは、ご家族にとっても、私たちにとっても、大切な“心の拠りどころ”になると感じています。


🌊 法要クルーズを通して、悲しみの中にも新たな気づきや希望が生まれることを、今回あらためて実感しました。
これからも、皆様の心に寄り添える場を大切にしてまいります。


「お墓じまい」お悩みのあなたへ必見「どちらも選べる」納骨

これからの供養のかたち

― teraumi が届ける「海とともにあるご縁」

供養のかたちが変わりつつある時代に

近年、「お墓じまい」や「後継ぎがいない」という悩みを抱える方が急増しています。厚生労働省の統計によれば、単身世帯の増加や少子高齢化が進み、従来の「家族で守り続けるお墓」という形が難しくなっているのが現状です。

そのような背景から注目されているのが、海洋散骨です。海へと還り、自然の循環の中で永遠に眠る。残された家族にとっても、経済的・精神的な負担を軽減しながら「心を込めた供養」を実現できる方法として選ばれています。

teraumiのいいところは「海洋散骨」と「納骨先」を残せる、どちらも選べる納骨方法だから。

海洋散骨ですべてが終わりではなく、手を合わせることのできる埋葬方法なのです。


ご家族の体験から

先日、teraumi でご主人をお見送りされた奥様と娘さんがおられました。出航の1時間前に港へ到着され、粉骨されたご主人とともに、家族だけで静かな時間を過ごされました。
奥様は粉骨の袋をぎゅっと抱きしめられ、少ししわが残るほどの温もりがありました。その姿には「まだ一緒にいたい」という想いが滲んでいました。

しかし、海に見送る瞬間になると、涙は笑顔に変わり、
「行ってらっしゃい」
と明るく声をかけられたのです。これからは「〇〇寺」にお参りに行けるから、寂しい気持ちはありません、と

おっしゃいました。

その表情には、深い愛情と安心が感じられ、スタッフ一同、心を打たれました。


teraumi の特徴

teraumi は、単なる「散骨を代行するサービス」ではありません。

  1. 安心の立ち会い散骨・委託散骨
    ご家族と一緒に海へ向かう立ち会い散骨や、遠方の方のための委託散骨など、状況に合わせて柔軟に対応しています。

  2. お参りクルーズ
    一度散骨をしたら終わりではなく、後日その海を訪れて「お参り」ができるクルーズを開催しています。命日やお盆に合わせ、海で故人を偲ぶことが可能です。

  3. 寺院との連携
    散骨の後も納骨先である全国のお寺で供養の記録を共有できます。これにより、散骨後の供養の継続性を実現しています。


海洋散骨の流れと豆知識

「初めての散骨で不安」という方も多いので、簡単に流れをご紹介します。

  1. お問い合わせ・ご相談
    ご希望やご事情をお伺いし、最適なプランをご提案します。

  2. 粉骨(ふんこつ)
    法律に基づき、遺骨を粉状に加工。海に還すための大切な工程です。

  3. 出航・散骨
    船で海へ向かい、読経や献花などを行いながら散骨します。

  4. アフターサポート
    散骨証明書の発行や、お参りクルーズのご案内を行います。

法律的にも「散骨は節度をもって行えば問題ない」とされていますので、安心してご検討いただけます。


まとめ ― ご縁を海とともに

散骨は、決して「お墓を持たない簡略な供養」ではありません。
むしろ、ご家族にとっては心に寄り添う新しい供養のかたちです。

teraumi は、海洋散骨を通じて、故人とご家族を「海のご縁」で結び続けることを大切にしています。

「お墓のこと、供養のことをどうすればいいか分からない」
そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。

あなたとご家族にとって最も納得できる供養のかたちを、私たちと一緒に考えてまいります。